筆者の生い立ち(ガンダムとの出会い)

先ずは、このブログを読んで下さり有難うございます。さて皆さん、チタンと言う金属をご存知でしょうか?このブログは、筆者のサラリーマン生活の想い出とチタンとの関係を書いて行きたいと思います。

チタンとの出会いは、思い返せば中学生の頃見ていたロボットアニメ「機動戦士ガンダム」の設定で、ガンダムの装甲が「ルナチタニウム」で出来ていると知った時に遡ると思います。当時は単純に未来の特殊な金属で、かっこいいな!程度だったと思います。そして月日は流れ、漠然と美術系の仕事がしたいなぁと中途半端に思いながら、受験に失敗し続けた高校卒業後2浪目の時でした。確かNHK特集か何かだったと思いますが、戦闘機(確かF-15だったと思います)がチタン合金で出来ていて(全部ではありませんが)、チタン合金製のボルトが確か1本2万円と高額だったことに驚いた時だと記憶しています。

F−15:出典JASDF

それまで、絵描きかデザイナーの様な仕事がしたいと何となく思って進路が定まっていなかったのが、これは儲かりそうだ!やってみたい!と思い金属材料工学を目指すきっかけになりました。目標が明確になると勉強にも身が入り、当時の大阪大学工学部材料系に合格。金属材料工学科でチタン合金の勉強をすることになりました。その後、住友金属工業(現在の日本製鉄)に入社。希望通りチタン事業部に配属となり、奇しくも当時日米共同開発中であったFSX(次期支援戦闘機;後のF-2)のチタン合金製部品の開発を担当することになります。

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